令和6年1月1日に発生した能登半島地震により甚大な被害を受けた石川県輪島市の朝市通りにある漫画家・永井豪さんの記念館は、大規模な火災によって全焼しました。
輪島市の職員が内部の立ち入り調査を行ったところ、展示物の原画やフィギュアなどのほとんどが消失せず残っていることがわかりました。
グレートマジンガーのフィギュアも無事でした。
展示物は現在、輪島市が安全な場所に移して保管しています。
復興のシンボルになってくれるといいですね。
永井豪記念館(石川県輪島市の朝市通り)
永井豪記念館は、2009年に開館した地元出身の漫画家・永井豪さんのキャラクターを多数展示する観光スポットです。
永井さんが運営するダイナミックプロダクションは1月25日、公式✕(旧Twitter)を更新して永井豪記念館の最新状況を報告しました。
この投稿に添付された声明は「輪島市立永井豪記念館に関する重要なお知らせ」と題されたものでした。「永井豪記念館を管理・運営しております輪島市観光課よりご連絡いただきまして、本日1月25日午前中に観光課のご担者さまが記念館内部に立ち入り調査をしましたところ、弊社からお貸出ししている原画およびフィギュア等の展示物は焼失せずに現存しておりますことが確認されました」「なお現在は輪島市により安全な場所へ移動のうえ保管されているとのことです」と、展示物の無事を報告。
プロダクション会社は「原画等の展示棟を増築した際に施された耐火対策が功を奏したものと思われます」としています。
輪島市出身の漫画家・永井豪さん 2千万円寄付
「マジンガーZ」「デビルマン」などで知られる漫画家の永井豪さん(石川県輪島市生まれ)が能登半島地震で被災した同市などに義援金計2千万円を寄付する意向を明らかにしました。
永井さんと漫画制作・版権管理の会社「ダイナミックプロダクション」などの連名で輪島市に1千万円、石川県に1千万円を寄付する方針。取引がある出版社や映像制作会社などから預かった見舞金も寄付する。
奇跡のグレートマジンガー像が石川県アンテナショップに
能登半島地震の際に起きた輪島市の火災で消失した永井豪記念館で、燃えずに残った『奇跡のグレートマジンガー像』
石川県のアンテナショップ「八重洲いしかわテラス」に展示しています。
【期間限定】『東映シアターオンライン』能登半島地震 復興応援配信
東映は2月22日、能登半島地震の被災地復興支援のため、石川県輪島市出身の漫画家・永井豪さん原作のアニメ映画3作品を公式Youtubeチャンネル「東映シアターオンライン」を通じて期間限定で無料配信すると発表しました。
見て応援📣
配信されるのは1970年代に公開された3作品
- 「マジンガーZ対暗黒大将軍」(1974年)
2月22日午後9時~3月7日午後8時59分 - 「グレートマジンガー対ゲッターロボ」(1975年)
2月29日日午後9時~3月14日午後8時59分 - 「UFOロボ グレンダイザー対グレートマジンガー」(1976年)
3月7日午後9時~3月21日午後8時59分
配信で得た収益の一部は義援金として日本赤十字社に寄付されます
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